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イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第22章 ウィスタリア王宮★秘密の忘年会


ジル「3番は私です。

そして、ここで3番が王様の命令を聞く。

今回の場合、

腕立て100回して頂くことになります。

とまあ、

このような形で進めていくゲームです。

簡単でしょう?

それでは本番を始め…」



アラン「ちょっと待て。

おい3番。腕立て100回しろよ」




ジル「アラン殿、

今のは『試し』ですから…」




アラン「『試し』なんだろ?

ちゃんと最後までやってくれねえと、

ルール良く分かんねえし(にやにや)」




レオ・ユーリ「そうだそうだ!」




悪ノリするレオとユーリ。




※みんな、そこそこ酔っ払っています(笑)




ジル「貴殿方……いいでしょう。

後で後悔しても許してあげませんからね」




ジルは品良く上着を脱ぎ、

袖を捲って

腕立てを始めた。




アラン「おー。

これ、結構気分いいな(ご満悦)」




ユーリ「わ……ジル様すご…」




涼しい顔で腕立てをこなすジル。




レオ「ジルは今は側近だけど、

元々は騎士を目指してたからね」




美しい姿勢と、うっすら滲む汗。

前腕屈筋群には

男らしい筋が浮き立っている。




レオ「ずるいな。綺麗すぎて見惚れそう」




ルイ(ぼそっと)「…………俺の方が綺麗(むすっ)」




レオ「ん?ルイ何か言った?」




ルイ「………なんでもない」



ジル「99、100。終わりましたよ。

さあ。本番始めましょうか。

ふふふふふ……」





こうして

歯止めの効かない

危険な王様ゲームが

始まった。







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