第18章 狂った果実～レオ×アラン編～

『ばかだな、アランは。

まさか

本当に履いて来るなんて』




レオは

わざとらしい程いやらしい目つきで

アランの中心に纏わりついている

純白レースフリフリのヒモパンを

じろじろ視る。




「っ…アンタがっ /// 」




（アンタが履いて来いって言ったんだろ！？

これ手に入れるの

どれだけ苦労したと思ってんだ！！

この俺が！！

王宮騎士団長のこの俺が！！

わざわざ

城下の女の下着屋に行って見繕ったんだぞ！！

変装までして！！）




『窮屈そうだね。

くすくす…

あれ？

これは何かな』




腫れ上がった下着の一部に

シミが出来ている。




レオの長い指が

ちょんちょんと

シミを突いた。