第17章 悪魔のお仕置き～ユーリ編③～

ジル様がこんな風に

気に入った執事を

晒しもの…

いや、調きょ…

いや、

研修するのは珍しくない。




俺も何度か立ち会ってきた。




俺？




俺はもちろん

先輩執事の１人。




ちなみに、

先輩執事は全員、男、イケメン。




今のは、どうでもいい情報だったかな？

ははっ(笑)




『ユーリ。

執事たるもの

誰かの視線に気取られるなど、

あってはなりません。

公の場に出る王族の

サポートをするのですから。

視られることに慣れる為、

執事の皆さんにご協力頂いているのですよ？

もっとしっかりしてください』




「す、すみませんっ///」




言いながらも

可愛いユーリたんのほっぺは

真っ赤なままだ。




ジル様は

鞭の先で

ユーリたんの顎を

すっ…と持ち上げられた。