第16章  狂った果実～アランorルイ編②～

（えっろ。

ルイえっろ///）




自分の手で乱れるルイに

アランは

胸がきゅんと締め付けられる。




『悪い。

加減出来ねえ』




余裕なく囁いてから

思うままに律動を速めた。




ぱんぱんぱんぱんぱんぱん！！

ずちゅずちゅずちゅずちゅ！！




「ひっ…

やっ…激しっ

んくぅ…！」




夜のキッチンに

はしたない水音が

響き渡る。




やがて…




「んっ…

っぁぁっ

アラン………」




艶やかに涙を流しながら乱れ狂っていたルイが

愛らしい声で

アランの名を呼んだ。




どきっ。




『なに』




「俺…っ…もう…」




『ん…？

イキそうか？』




アランはニヤリと笑う。




「………………うん、イキそう…」




どっきゅーーーーーーーーーーーーん！




（ええーーーーー！！

なんで急に素直！？

可愛いルイ可愛いルイ可愛いルイ！！）




ルイのあまりの可愛さに

アランの冷静さが壊れた。




ルイも

もうわけが分からなくなっているのか

視点が定まっていない。




ゆらゆらの碧い瞳が

アランを甘く捕える。




「アラン…

アラン…

お願いっ…ぁっ

ここ…ここ触って…

摘んで…」




ルイは

陶器のように美しい指先で

自らの乳首を指さした。




ずっきゅーーーーーーーーーーーーん！




（おねだりっ///

堪んねえ！！）




『ルイ…可愛い』




アランは律動しながら

ルイの愛らしい乳首を

きゅっ…と摘んだ。