第16章  狂った果実～アランorルイ編②～

ルイは一瞬

大きく目を見開き

とんでもなく驚いたような表情を見せる。




（え？なに？）




ルイの予想外の表情に

アランは戸惑う。




が、それも一瞬。




ルイはすぐに碧い目を細め

快楽に溺れる

淫猥な表情を浮かべた。




アランの目に映るルイは

この世のものとは思えない程、

美しく

ドエロかった。




（わあ……神萌え…）




アランはトリップして

危うく果てそうになった。




が、そんな情けない事は

死んでも出来ない。

騎士団長の名にかけて。



気付くと

ルイが目の前で

辛そうに声を震わせていた。




「あ……あ……

ぁぁぁぁぁぁっ

っ抜いてっ…」




（えっろー）




『嫌』




アランは何とか意識を戻すと

ルイを虐める体制に入った。




「アランのばかっ、

ばかぁ、

ぁぁん！」




（掘られてるルイ

バカ可愛い…）




ぎちっ…きゅうきゅう




ルイが苦しそうに息を吐くたび

そこが締まる。





『くっ……

きっつ………

こんなにきつく締め付けられたら

抜けるもんも抜けねえな』




アランはにやりと笑った。