第16章  狂った果実～アランorルイ編②～

「ぃゃぁぁぁ…！！！」




びくん、びくん………




ルイの美しい爪先が

一際大きく跳ね上がる。




（エロ……）




「やめて、アラン…

なんで…こんなことっ…」




『お前が気持ち悪いって言うから。

遠慮すんなよ。

ほら……

こっちも』




アランは

ルイの先端に舌を這わせながら

いじらしく閉じられた

後ろのすぼまりを

指でくるくる撫でた。




「ひゃん！！」




『こっちもべちゃべちゃだな』




「やっ…どこ触ってっ///」




『なに？

はちみつ拭ってやってるだけだけど』




「うそっ…そんなトコ

ああっ」




つぷっ。




『あ………

悪い。

指、

入っちまった』




「あっ、もっ、もう…やぁ…」




涙を零しながら震えるルイ。




『あーあー、

中まではちみつ入っちまった。

掻き出さなきゃな』




くちゅくちゅ……

アランは男らしい指をくいくい曲げて

ルイの後ろの穴を掻き回す。




「ああ…っ！」




『すげ……ぬるぬる…』




やがて…




こりっ。




アランの指が

ルイの前立腺を刺激した。




（あ。

見ーつけた）




アランはニヤリと笑った。