第14章 悪魔のお仕置き～ルイ編～

「んんっ……んんんんっ…んん…！

んはっ

やっ…駄目っ、

苦しっ……

ぁぁっ

んぐっ……

んんんんーっ」




前から後ろから犯され

大粒の涙を零し

美しくよがり狂いながらも

懸命にジルを愛するルイ。




やがて…




『そろそろいいでしょう』




ジルは微笑むと




『お立ち下さい』




そう言って

ルイを立たせた。




全身にロープを食い込ませたまま

訳もわからず、辛そうに佇むルイ。




抵抗する気力は

残っているはずもなく。

ただただ言いなり。

荒い息のまま

虚ろな瞳を彷徨わせた。




「………………」




『では…

どうぞ』





しゅるり…




ジルは優美に笑みながら

ルイのモノを戒め、達する事を禁じている

アジュール・ブルーのリボンを解いた。




「っぁ………」




急に解放され

強烈な絶頂感に襲われたのか

耐える様に脚を擦り合わせるルイ。




「んっ…」




『どうぞ、ハワード卿』




「…………ぇ…

……な、に……？」




『いいですよ。

達して』




「………？」




『どうぞ。

ご自分で“なさって”下さい』