第14章 悪魔のお仕置き～ルイ編～

「………ゃ……ゃだ…」




『何故』




ルイは

美しい唇から

震える声で溢す。




「ゃめて……

こんな姿…描かれたく…ない…

お願い…

……ジル……」




ロベールはまた

新しくスケッチを始めている。

もちろん視線は

ルイのあられもないソコを

しっかりと捉えていて。




ルイは懇願するように

肩越しにジルを見上げる。

碧い瞳が潤んで

今にも零れ落ちそうで…。




どきん…




（愛らしい。

堪りませんよ、ハワード卿。

しかし、そこまで嫌がるとは。

よほどその男に見られたくないのですね。

妬けます、少し。

いや

かなり。

ていうか

……………ムカツク）




『そろそろ

こちらにも触れましょうか…

欲しくなってきたでしょう？』




ジルは長い指を

ルイのモノに絡み付けた。




「あっ…

ゃぁ…

やあぁ……」




淡く勃ちかけていたそれが

ぴくり…と

反応して。




ルイは

眉根を寄せ、

弱々しく首を振る。




ジルは

そんなルイを嘲笑うように

モノの先を

ゆるゆると撫でた。