第14章 悪魔のお仕置き～ルイ編～

「ん……」




いつからだろう。

こんな風にされても

心が乱れなくなったのは…。




「ん……」




心が乱れないから

身体も乱れない。




とはいえ




「…あ…」




触れられれば

反応はする。





でも…………




達するほどの快楽は

得られなくて…




「ぁ………」




俺は

まるで

がらんどうの愛玩人形のように

ただ

ただ

されるがまま

受け入れるだけ……




俺はきっと…




いや




間違いなく









壊れてる…








そんな

殻に閉じ籠った俺の感覚を

解き放ってくれたのは…………






“彼”






“彼”だけが






“俺”を見つけてくれた…