第3章 狂った果実～ユーリ×アラン編～

アランは

ユーリに抱き付かれたまま

腰をぐっと捻って

どさりと

ユーリをベッドに押し倒した。




『ア…アラン様っ///』




驚いたようなユーリが

ぽっと頬を染める。

琥珀の瞳がゆらゆらと揺れ

アランを見つめた。




（っ///可愛い///）




アランはユーリに覆いかぶさると

荒々しくユーリの服を乱す。




『やっ…だめっ、アラン様っ』




ユーリは恥ずかし気に視線を逸らす。




（なんだこの可愛い生き物は///

わざとか！？）




「いいじゃねえか。

今更恥ずかしがることねえだろ」




（なんか俺、エロおやじみたいだな…）




『だめっ………

だって今日は……』




「なんだよ？」




（恥ずかしそうにしやがって…

ホント、堪んねえな、こいつ！）




などと考えた瞬間。




アランの視界が

ぐるりと一回転し

どさり

と音がした。