第9章 狂った果実～アランorレオ編～

『………ごめん…』




レオは真っ赤になったまま

ぎゅっ…と目を瞑る。




「…………なんで謝んの？」




『っ…………アランをこんなに好きで…

………ごめん…』




（ああもう…可愛すぎて

マジで頭おかしくなりそう…）




「レオ………謝らなくていい………

俺も………おまえが……」




『あっ………アランっ…何をっ…///』




アランはレオのソレを

そっと食んだ。




『ぁ…アランっ…だめっ…！

そんなことっ、

おまえにさせられない…っ///』




レオが

アランの赤茶色の艶やかな髪に指を差し入れ

弱弱しく押し返す。




（可愛く抵抗して…

逆効果だってこと、分かってねえのか？）




「悪い…おまえが可愛すぎて無理…」




アランはレオのモノを

優しい手つきで扱きながら

舌を絡ませ吸い上げる。




じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ…。




『アランっ…だめっ…やめてっ…

おまえにそんな風にされると…

ぁぁっ…』




レオがゆるゆると力なく首を振ると

汗で濡れたプラチナブロンドが

緩く揺蕩う。