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【薄桜鬼】合同企画⭐短編小説

第3章 俺色に染まれ ……原田 左之助



『すみません、今日は雨が降りそうなので帰宅しますとお伝え下さい。』


原田
『約束でもあったのか?』



『はい。教室で待っていたのですけど、中々、おいでになられなかったので。あっ!』


俺の背後にある窓を見ては、驚いた顔をしていた。


原田
『雨?は、傘は持っていないのか?』



『はい。』


原田
『ちょっと待ってろ。』


俺は新八に伝言をメモにした。


原田
『今日は駅の方に用がある。ついでだから乗せてってやるよ。』
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