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[ハイキュー!!]兄溺愛の妹物語

第8章 青城の主将さん


そんな国見の思いも通じず
二人は駅へと到着した。

駅に着いたら
「澤村さんじゃあね!」
国見は手を振る

「国見くんは電車に乗らないの?」
葵はその場で別れようとした国見を見て聞いた。

「あ~、うん。実はもう家通り過ぎちゃってるんだ」
国見は苦笑いで答えた。

「えぇっ、言ってくれれば良かったのに。」

「……もう、暗かったから澤村さん一人で帰らせたら危ないし、駅まで送りたかったんだ。」
国見は少し照れながら話す。

「国見くんは優しいな……ありがとね!」
葵は笑顔で国見にお礼を言った。

そんな 葵の笑顔を見て国見は
ドキドキしながら
「きっ、気を付けて帰ってね!」
とまた 葵に向けて手を振った。

「うん、ありがとう!じゃあ国見くんまたね!」
葵も国見に手を振り改札を通った。

国見は 葵が見えなくなるまで見送っていた。

国見は自宅に帰りながら
(…やっぱり澤村さん可愛いな……つかお兄さんはどんな感じの人なんだろう。…練習試合楽しみになってきた。)
まだ見たことのない 葵のお兄さん、大地の事にも興味を持ち始めていた。
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