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非日常パラダイス・第一部 【暗殺教室】

第5章 大人の時間




渚「触手一本なら破壊できた人はいたけど、
その程度じゃ殺せんせーは余裕でした。

一瞬で12本破壊できたケイトちゃんでも…
瞬時に逃げられて、おしまいだったし…

あの柔剣術は
脱力を利用して、鞭みたいに腕をしならせて加速させ
その範囲内に入っている目標物を切り刻む技だから…

たぶん、全ての触手を同時に壊すくらいじゃないと…。

とどめをさすくらいじゃないと、逃げられます。後…」

ビッチ「は?柔剣術って…どういうことよ?」

渚「…風月流格闘術って知ってますか?」

ビッチ「?何で、そんなカビの生えた迷信」

渚「その使い手が、ケイトちゃんなんです。

ほら、カルマ君の右隣に座っている
黒髪で焦げ茶色の目をした、髪の毛が肩よりも短い女の子」

ビッチ「…名前なら聞いたことはあるわ。

暗殺者なら、知ってて当然の知識よ。

一子相伝でしか伝わらない、伝説の格闘術。


噴火だろうが、何だろうが無効化し

子孫が生き延びるために考案された格闘術って。


(ふっ)でも、それでも叶わないってことは

それを上回る実力を持ってるって証明できるって事ね(微笑)


で?他に何かないの?」

渚はビッチ姉さんが吸っていたタバコを見て、言った。

渚「闇討ちするなら
タバコ、やめた方がいいよ。

殺せんせー鼻ないのに、鼻いいから」


渚から情報をもらい、
ビッチ姉さんは余裕そうにこう思う。


ビッチ(その程度なら今回のプランに支障はないわ。

私はイリーナ・イェラビッチ、
あらゆる状況で暗殺をしてきたプロ中のプロよ(微笑))

「なぁ、ビッチ姉さん。授業してくれよ」
「そうだよ、ビッチ姉さん」
「一応、ここでは先生なんだろ?ビッチ姉さん」

生徒たちが「ビッチ姉さん」と言う言葉に

ビッチ「ビッチビッチ、うっさいわね!」

ビッチ姉さんは怒る。


ケイト「まずビッチじゃなくてヴィッチだよね?

何でビッチ先生?」

カルマ「そっちの方が呼びやすいからだよ(微笑」

ケイト「なるほど」
ビッチ「納得すんな!!;
発音完璧なのにもったいないわね!;」

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