第6章 おはよう
『メガネかけるんですか?なんか雰囲気変わりますね?』
「本当か読む時とかだけだよ、それより美希、課題早くよこせよ…」
メガネを人差し指でクイッてやる昇さんそれがなんとなく厭らしくて顔を赤くしてしまう。
『その、メガネをクイッてやめてください…なんか嫌です。』
昇さんは多分私が顔を赤くしていることをわかってるんだ!
昇さんは笑いながらクイッとメガネをあげる。
メガネフェチにはたまらないと思うけど生憎私はメガネフェチではない!!
だけどこんな近くで笑われたらヤバイです…
「なんだ…耳が赤いぞ」
『うるさいです!昇さん!私もう行くんで、出かけるんだったらちゃんと戸締りしてください!』
私は合鍵を机の上に置いた。
結局、課題してないけど教えて貰えばいっか!