【ONE PIECE/男主】 エースの兄は "海軍" です
第3章 *おりぎり事件*
貴方side
鳥のさえずりが聴こえるとともに、目がゆっくりと覚めていく。
隣に寝ているのは、俺の背中に腕を回して抱きついているエース。
そして、足には腕を絡ませて寝ているルフィ。
……どうしよ、全く身動きができん。
部屋の壁にかけてある時計を見れば、まだ4時すぎだった。
おいおい、鳥よ。
まだ4時なんだから、目覚ましは止めてくれ……。
二度寝しようと、まぶたを閉じるが
なかなか寝付くことができない。
『……寝れないよ』
はぁっと、少し短いため息をついた。
背中に腕を回して抱きついているエースを
ギューっと、強く抱き締める。
黒くて、俺と同じ癖ッ毛のある髪の毛。
お母さんに似て、頬にはソバカスが。
「……兄貴」
ゆっくりと開いていく、エースのまぶた。
まだ眠たいのだろう……。
まぶたが、空いたり落ちたりしているよ。
『どうした、エース?』
ふわふわした髪の毛をやさしく撫でれば
俺の胸に頭をグリグリと押し付けてくる。
「兄貴は……俺の傍から、いなくならねーよな?」
『……あぁ』
って言えば、安心したのかまた眠りにつくエース。
その寝顔は、ニッコリと頬緩ませていた。