第32章 球技大会の時間
今日は、訓練もせずに 渚と、杉野と、赤羽と一緒に帰っていた。
カエデは今日、用事があるらしくて一緒に帰れなかったんだけどな。
残念…
それにしても今日 すっげー晴れてるな。
杉野「やっと梅雨明けだ~!アウトドアの季節ですな。
どっか野外で遊ばねー?」
光「おっ!いいね~体 動かせるようなのとか良くね?」
渚「うん、何しよっか。」
すると、眠そうだった赤羽が
カルマ「じゃ、釣りとかどう?」
と言った。
光「へー、なんか赤羽にしては以外だな。釣りなんて…」
渚「確かに…。いいね、今だと何が釣れるの?」
渚がそう聞くと、赤羽はニヤッと笑い
カルマ「夏場はヤンキーが旬なんだ。渚君をエサにカツアゲを釣って
逆にお金を巻き上げよう。」
そういった赤羽はイキイキとした顔だった。
光「そういう事か…赤羽好きそうだな、そういうの…」
渚「……ヤンキーに旬とかあるんだ。」
そういえば、いつもツッコミ担当の杉野が突っ込まないな…
そう思って杉野を見てみると、杉野はグランドをじっと見ていた。