第22章 自律の時間
律「庭の草木も緑が深くなっていますね。春も終わり
近づく初夏の香りがします!」
不破「たった一晩で、えらくキュートになっちゃって…」
三村「これ一応…固定砲台…だよな?」
…皆も転校生さんの変わりぶりに 動揺しているようだ。
ちなみに俺はもう吹っ切れた。
可愛いし、別にいいや。
すると竜馬が
寺坂「何ダマされてんだよ おまえら。全部あのタコが作ったプログラムだろ
愛想は良くても機械は機械、どーせ また空気読まずに射撃すんだろ。
ポンコツ。」
と、悪態をついた。
それに対して転校生さんは寺坂の方を向き
律「……おっしゃる気持ち わかります、寺坂さん。昨日までの私はそうでした
ポンコツ…そう言われても返す言葉がありません。」
と、言って泣き始めてしまった。
片岡「あーあ、泣かせた。」
原「寺坂君が二次元の女の子 泣かせちゃった。」
光「二次元の女の子まで泣かせるなんて、情けないぜ 竜馬。」
寺坂「なんか誤解される言い方やめろ!!」
相変わらず鋭いツッコミだな…
これだからふざけるのが面白い。