第8章 銀蛇鳥姫物語 第8話
少し残念だったが、からかうには打ってつけだったかもしれない。
市「姫雫チャン…高いトコ苦手なん?」
『(ギクッ)はっ?!な、な、何を言ってるんだ?私が怖い?わ、笑わせるなっ…』
図星だったらしく分かりやすくキョドっていた。
必死に去勢を張るところも市丸にとっては、可愛く思えて仕方なかった。
市「ふぅん…もっと高いトコ走って、スピードあげても…ええんやね?(ニヤニヤ」
『も、もっと?!…あ、いや、べ、別に私は…その、構わないが?』
市「…じゃ…お言葉に甘えて(笑)危ないから、ちゃんとボクに捕まっとりぃよ?」
『え…?あ…っきゃぁぁああぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁあぁぁぁああぁぁッ!!!』
市丸は容赦なくスピードを倍に上げて、霊子で足場を作り、地上からはとんでもない高さで走ってあげた。
to be continued→