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銀蛇鳥姫物語

第5章 銀蛇鳥姫物語 第5話







さっきよりも少しだけ強く抱き締められた。

離してくれるという約束なのに…





(トクン…―)





(…ッ…胸が締まるこの感覚は…何だ?)

(……あぁ、でも…少し…もう少しだけ…このままで居ても…いいのかも…しれない)





姫雫は抵抗する力を弛め、市丸にもたれかかり、その温もりに浸る様に気持ち良さそうに目を細めた。





?「ギン、そこで何をしているんだい?」





「『!!』」





何処から途もなく威圧感のある低い声がした。

空気が凍りついたようだった。




to be continued→
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