第23章 銀蛇鳥姫物語　第２３話

屈託のない笑顔でお礼を言う姫雫。

きっと今の市丸の言葉は聞こえていなかったのだろう。



姫雫も市丸からの告白はあとできちんと考えよう…と、
今は記憶の隅にそっとしておくことにした…





市「先ずは誰から挨拶しよか？」

『う、うんっ、えっと……市丸が決めてくれ！』(ｷﾗｷﾗ

市「……姫雫チャン？」

『な、何だ？』





姫雫は遠足にでも来た小学生さながらに思いっ切りソワソワしていた。




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