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銀蛇鳥姫物語
第21章 銀蛇鳥姫物語 第21話
市「ま、これから仲良うなれると思うで?姫雫チャン可愛えしな」
先程まで椅子に座っていたが、姫雫の横に座りポンポンと頭を撫でる市丸。
『ぅ…ん…なれると、いい…』
そう呟いた姫雫を市丸はゆっくりと自分の胸に顔をうずめさせて、優しく抱きしめた。
二人の間にはゆっくりとした時間が流れていた…
『…ッ…』
苦しそうに市丸の背中を叩き、タップする姫雫。
市丸は無視。
『~~~~…ッ!』
タップ。だけど無視。
ていうか、姫雫はそろそろ限界に近かった。
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