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何回だって…
第8章 愛の告白
約束の18時に月島くんは来た。
私は、裏から出た。
「月島くん!お待たせ。」
と、言ったら振り向いてくれた。
「ん。」
短く返された。
ただただ私の家の方向に歩いて帰るだけ。
「ねえ、何で呼んだの?」
気になって聞いた。嬉しいけど、月島くんと帰れるのは本当に嬉しい。だけど、何で…?
前に前にと、歩いていた足を止め、私の方を向いた。
「お前さあ、俺のこと好きだろ?」
どくっと心臓が高鳴った。
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