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【暗殺教室】ドSカルマくんとの暗殺生活

第7章 赤羽 業


~下校~

「・・・(ズーン|||」

「な、なぁ市ノ瀬。お前どうしたんだ?6時間目から様子がおかしいけど…」

落ち込んでいる私を杉野くんが心配してくれた。

「杉野…気にしないで!ののちゃん、お腹減ってるだけだから!」

「そ、そうか…」

私はカエデと一緒に渚くんの家に行くことになった。

だから今は私、カエデ、渚くん、杉野くんで帰っている。


「じゃあな、お前ら」

「うん、また明日」

「バイバーイ」

はぁ…私って本っ当にバカだなぁ…

改めて自分の行動に反省を抱く。

お礼、全然言えてないじゃん…

「い、市ノ瀬さん。そんなに落ち込まないで…」

「う、うん…ありがとう…」

慰めてくれるのは嬉しいんだけど…

カエデの方をチラリと見ると少し不満そうにほっぺをプクゥとさせている。

(か、かわいい…w)

「おい、見ろよ。渚だぜ?なんかすっかりE組に馴染んでんだけど」

「ダッセェ、ありゃあもう俺らのクラスに戻ってこれねぇな」

イラッ(ーー#)

そう、E組はいつもこんな扱い。

「ちょっと!そこのガリ眼鏡とそばかすデブ!」

「んな?!ちょっ!ののちゃん?!」

さすがにちょっとイラッときて悪口混じりに怒鳴ってしまった。

「あぁ?おめぇ、市ノ瀬か?影薄くて見えなかったわぁw」

「はは、ブサイクすぎて目立っちまってるてめぇらよりはマシだろ^^#」

私は超嫌味口調でその言葉を爽やか笑顔で返した。

「おい、落ちこぼれがなんかほざいてやがるぜ。しかもよぉ、停学明けの赤羽までE組復帰らしいぞ?」

「うぅわ!最悪!マジ死んでもあそこ落ちたくねぇわ」

「――パリーン」

ガラスの割れる音がした。

「へぇ?死んでも嫌なんだ?じゃあ…今死ぬ?」

赤羽くんだ。

「あぁあ赤羽!」

「ぁ、ぁああ!」

そう言ってブサイク組たちは去っていった。


赤羽くん・・・また会えた・・・


神様!ありがとう!

感謝します!
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