ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第6章 ♪クラピカ誕生日イベント♪
トヒロが事故に遭った
車に轢かれたって...
信じられない...普通のトヒロなら、反射神経がすごいんだから軽く避けられたはず...
「トヒロ!!」
ゴ「ルイ...」
ゴン、キルア、クラピカ、レオリオが病室のベッドで寝ているトヒロを囲んでいる
トヒロは既に起き上がっていて、うとうととすぐにでも寝そうだ
「(ほっ)よかった...無事そうだ」
キ「いやその...体は無事なんだけど...その、ね...」
キルアが苦虫を潰したような顔でクラピカを見る
ク「これはトヒロの精神状態が不安定だからこそ起こったことだ。暫くすれば、トヒロも...」
ト「あ、クラピカ!!///」
トヒロの意識がはっきりし、その瞳がひたすらにクラピカを捉える
ト「考えてくれた?例の話♪」
「何の話...?」
レ「お前は向こう行ってろ...衝撃的な発言するぞこいつ...(汗)」
(そう言われると気になるんだけど...)
ト「むっ!!ルイにクラピカは渡さないぞ!!」
トヒロがクラピカを抱き寄せる
「えっ...?どういう...」
キ「やべっ...!!」
キルアが私の耳を塞ごうとしたけど、間に合わなかった
ト「クラピカは俺と結婚すんの!!誰にも渡すもんかぁっ!!」
「え...えええええええっっっっ!?!?」
ク「何故か、トヒロの精神年齢が下がった上に記憶まで混乱しているようだ...」
(どうすんのこれ...!?)
私たちは途方にくれた
~~~~~~
クラピカはトヒロに抱かれたまま、他のみんなはロビーへ
ト「ん...あれ?クラピカ、何で俺に抱きまくらされてんの?」
ク「お前が勝手にしたんだ...!!」
ト「え~...どうせならルイが良かった~(ぱっ)」
ク「私に言われても何もできんぞ!!(怒)」
ト「何で怒ってんの~?」
FIN