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私の初恋はあなたでした。
第5章 出逢えてよかった。
「だって、仕方ないでしょ?」
「仕方ないって?」
「わたしは、
ローの家族でないといけないの!」
昔ローは私に家族って繰り返し言った
それにローには家族がいない
私も同じくらいにして親を亡くした
「ローには家族が必要、なのっ
私が、ささ、える家族、に!
ならなきゃっ、
ローは戻ってくる場所がなくなるでしょっ!?」
それに、ローを困らせたくない
ローの夢を追いかけてほしい
「邪魔なんて、したくない……」
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