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テニスの王子様 短編集

第2章 これを着てみてくれないか?(柳蓮二)


『着てみた…けど…』

待ちくたびれていたであろう
蓮二がいる部屋へ恐る恐る入る。

『…か、完璧だ…(開眼』

ちょ!!そんな簡単に開眼してもいいの!?蓮二さーん!!

『や、約束だからこれは私が頂くよ!』

忘れちゃならない私の可愛い可愛いプリンちゃん!!
苦労して着た甲斐があったよ。

『それでは俺はを頂こうか。』

そう言うと蓮二は私の両手首を掴んだ。

『…え…ちょ!!蓮二ってば冗談きついから!!』

『…どこがきついんだ?ここか?なら俺が脱がせてやろう。』

折角苦労して着たメイド服の胸元のボタンを外しにかかる蓮二。
…やばい…これは非常にやばいぞ…早く何とかしないと…

『蓮二…聞いて…?私、蓮二のために!!
このメイド服一生懸命着たんだよ?だから脱がせるなんて言わないで…?』

『そうだな…だがガーターベルトが少し緩いようだ。
着なおしたほうが良い。』

そう言うと蓮二は、ただでさえ短い私のスカートを捲り、ガーターベルトに手をかけた。

『…逆効果…』

もう駄目だ…これは私の完敗だ…
流石は立海のビッグ3…←関係ない

『そんな目で見るな…興奮するだろう…』

私の彼氏、柳蓮二は紛れもなく変態でした。
この後、私がどうなったのかはご想像にお任せします。
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