第6章 真選組
土)ちょっと聞きてぇんだが…⁉︎
入ってきた土方さんと目が合う。
土)お前っ‼︎おい万事屋何でこいつと。
土方さんは銀さんのほうに視線を向ける。
銀)あぁ。えっとー…依頼者だ。
銀さんは苦しい言い逃れをする。
なんで土方さんがここにいるんだろう。
銀さんが読んだの?それにしては2人とも動揺している。
土)お前の依頼者は姫様だろ。まぁいい。そいつ連れてくぞ。
新)待ってください!雪さんは帰りたくないって。
土)どんな理由があろうが俺にはこいつを連れて行く義務があんだよ。
土方さんは私の手を掴んで歩き出す。
雪)離してください。城には戻りません。戻れないんです。…うわぁっ‼︎
私はドアの角に足をぶつけて転けた。するとその拍子に土方さんの手が離れた。
その隙をついて私は窓から飛び降りた。
土)おい待てっ‼︎
しかし到着したところには真選組のパトカーがあって逃げられなかった。。。