• テキストサイズ

アンバランスな恋模様Ⅱ

第2章 28日目










「…二宮、くん、」



全く私を見ない彼に話しかける。



「………」

「に、のみあさん、」



降参したかのように、やっと口を開く彼。



「…なあに、」

「………まだ約束の3時間前ですけど」



そう、今日はデートの約束をしている。…約、3時間後に。

なのに、私の大好きな二宮くんは今、目の前にいて、なぜか私の髪の毛を一生懸命コテで器用に巻いてくれている。ちなみに、もうメイクも済ませてくれました。

彼氏にメイクもヘアもしてもらうって。どういうこと、これ。







/ 141ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp