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声をきかせて。

第7章 4。JIYONG


ヨンベと話してたハルが席を立ちトイレに行ったのを見て、思わず俺は後を追った。

トイレの前で壁によしかかり出て来るのを待った。

「あれ?ジヨン。どしたの?」

ハルが出て来て、俺は冷静を装ってハルに聞いた。

ジ「大丈夫?具合悪い?」

「ううん!大丈夫!さっき少しフラっとしたんだけどね、ヨンベ来てくれて大丈夫だったよ!」

ハルがニコニコしながらヨンベの話をしたのが気に入らなかった。

戻ろうとするハルを阻止するため通り道を腕で遮った。

「ジヨン??どしたの??」

俺を見上げて不思議そうに聞いてくる。

ジ「好きなの。。。?ヨンベの事」

「え?何言ってんの?」

ハルにそう言われた時に気がついた。

(あぁ。俺。ハルの事。。。。)

ハルの気持ちを確かめたくて俺は聞いた。

ジ「ハルの一番好きな人って誰?」

真剣に俺は聞いてるのに。

「何言ってんのジヨンwジヨンも結構酔っぱらってる??w」って。

ちゃかすように言いながら俺の腕の下をすり抜けようとした。

グイっ

俺は咄嗟にハルを抱きしめた。

「ジ。。ジヨン。。??//」

ハルもドキドキしてる事が伝わって来た。

ジ「そうかも。酔ってるのかも。俺。。。ハルが気になる。。。」

ハルのホントの答えが知りたくて。。素直にそう言ったんだ。

そしたらハルは「勘違いしちゃう」って。

また笑いながら俺の胸を押して離れようとするから俺は逃げられないように更にギュッと抱きしめて。

ジ「勘違いして。。。いいよ。。。」

そう言った。

「ジヨン。。。私。。。」

もう少しでハルの気持ちが聞けそうだったのに、タイミング悪く人が来て。。。

俺はばつが悪くてそのまま逃げるようにフロアに戻ってしまった。

そろそろお開きってところで、そのままフロアにいると、店のSTAFFから声をかけられた。

S「あの。ジヨンさん。ジヨンさんのお連れの方だと思うんですけど。。。VIPで寝てしまっていて。。。」

俺はすぐにハルだと思った。
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