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白い翼

第8章 2-第四話


屋敷中に姫様が匡様を新聞紙で殴る音、そして突然の決起の雄叫び(?)か悲鳴のようなものが鳴り渡った。

「はーはー。いま…今何てった…?」

「危うくR18にチェックを入れなければならなくなる所でした…」

「華ちゃんメタやめて!」

伯耆も決起もやめろ。

「ちくしょう…亭主に浮気現場見せつけるなんてひでェ嫁だ…」

あ、生きてたいらしたんだ。

「だから浮気じゃ………」

「言っとくけどな…」

何やら匡様と姫様がこそこそ話し始めた。よからぬことを吹き込んでいないといいが…

「わかった…な…」

「ちょっと…かりゅうびょうって何?もしもし?」

お、ついに死んだ。ていうか花柳病なんて言葉教えて…

「おや、死にましたね匡様」

「あらら。」

「おーーい三つ子たち、これどっかの布団にはさんできな。」

「はーい」

「これって(笑)もはや屍ですもんね。」
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