• テキストサイズ

神の巫女Ⅱ

第1章 天狗の郷


玄関の扉が開いた。

「只今戻りました~あら、皆さん玄関で何していらっしゃるんですか?」

桃と伯耆君だった。

「桃おねーちゃん!」

「おう、久しぶりやな。桃、伯耆。俺ら今来たとこなんや。」

桃がこっちを向いた。

「姫様!お久しぶりです!あっちで蓮子さんに会ったんですよ。後でお話ししますね。みんな~中入ろっか。」

蓮子さんにもしばらく会ってない。

「兄ちゃんはよ行ってや。僕たち行けんやろ!」

「はよ行ってや~」

桃が子供達に紛れて言った。

「今、桃言ったやろ!」

「あははっばれました?」

やっぱり笑顔が似合う。
/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp