第13章 〈ゾロたし〉あなたに勝つ、その日まで

〜それを見ていた麦わらガールズとG5の海兵たち〜

「なんか……たしぎちゃん、楽しそうだな」
「ああ……」
「ゾロがあんな笑顔を見せるなんてね……」
「ええ、驚きだわ」
「たしぎちゃん……ロロノアが好きなのか？」
「ま、まさか……」
「まあ、少なくとも、ゾロはあの子のことが好きそうだけどね」
「え！？」
「姐さん、どこでそんなことが……」
「はァ！？　あんたたち、今まで何を見てたわけ！？」

　ーー2人がくっつくにはまだまだ時間がかかりそうである。

＋