第9章 結界
「..................」
「ラネット御姉様....」
ピクリともしない。微かたが息はしている。
「もう...素直に退きなさいと言ったのに...」
「!」
ラネットの体がふらつきながらも立ち上がる。
そして、大剣を持つと、何か魔法を唱える。
「ラズン。私達の負けよ。もう、貴女は私の物じゃない。」
「..........」
「でもね、次は........」
それだけ言い残すと消えた。
(....お義母様...)
「あー、俺は疲れた。」
師匠は来た道を戻る。置いていかれそうになったので、小走りで後を追いかけた。