第46章 3月21日

それに対し…

ケイト「皆…本当に、ありがとう（微笑）


『神の力』を使う気はないか…

私を傷付けずに、連れて帰るためか。


でも…））


…勝手にほざいていろ


（（今、帰るわけにはいかない！！


あいつらを倒し

始祖神に引き渡すという指令を終えるまでは！（真剣」


そうして…戦いは始まった。


全て、最深部にある聖気を通して形を操作し

ケイトは、邪気を己の一部のように制御し続ける。


そして…

皆の攻撃、押さえなども全て無効化し続けた。


と言っても…

攻撃は、足元などに対する威嚇以外全くせず

まともなものは、たったの一つもなかった…


ケイト「ふっ。そんな程度か？」

ドイツ「くっ。神化鳴動！」

その直後

『神の力』を使ってでも戻そうとするドイツ。


に対し…

どごぉっ！！

みぞおちへ、凄まじい力で叩き込むケイト。


ドイツ「ごふっ」

咳き込むドイツに対し

再び攻撃しようとするも


どごぉん！！


プロイセン「…ケイト…戻って来い。

話は、ここの自然に聞いた。

そんな風に無茶ばっかしてんな！！

壊れるぞ！！！（真剣」


ケイト「いいんだよ…自分なんか、壊れたって…

皆さえ護れれば…何もいらないんだから…））

ふっ。それがどうしたよ（にや」


プロイセン「っ…

何で、そんな冷たい目を…））

ケイト…」


ケイトが、プロイセンにも攻撃するそぶりを見せた時


そんな時…


ずっと

攻撃にも全く手を出さなかったイタリアが動いた…


しゅるる


ぎゅぅ！！


イタリア「ケイトちゃん！；もうやめてよ！！；

今のケイトちゃん、すっごく痛々しいよ！！！；


そんな風に…

すっごく無理してるケイトちゃんを見るの…；

俺、耐えられないよ！！！！；（涙」


神器の旗の布部分で、ケイトの体を巻き取り

泣きながらも、動きを止めさせようとするイタリア…


ドイツ「イタリア…」

ケイト「邪魔だっつってんだ」

それに対し

ふっ

邪気を球状に圧縮し

ケイト「失せろ！！」

イタリアへと投げつけるケイト。

日本「イタリア君！！」

ばっ

そんな時、動いたのは…

ドイツ「イタリアァ！！（青ざめ」

ドイツだった…