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伝説の島 【ヘタリア】

第27章 1月2日の新年会


ケイト「まず、エネルギーを効率よく使うには

それに一番適した方法を覚えなければいけない!!


例えば…
エネルギーの分散のさせ方!!」


びしぃ!と叫びながら、二人に言うケイトさん。


ドイツ「球状に分散させるんじゃないのか?」

スイス「当たった瞬間の分散の話であるか?」

ケイト「違う!!

球状に超高圧縮したエネルギーがある。

さぁ!どうすれば、その力を最大限まで引き出せる!?」

ドイツ「一つの方向へ集中的に出すか?」

ケイト「そう!でも、今一つだ」

スイス「なら、一つは一つでも、一点のみなら…」

ケイト「正解!!

その超高圧縮したエネルギーを
1点のみで放出することによって、最大の推進力となる。

その理由は、
エネルギーを複数に分散させてしまうと
推進力を弱めてしまうことになる。



よく分かるように、風船で例えてみると

以下の通りになる。



中に入っている空気の放出口を1個持つ風船と

中に入っている空気の放出口を複数持つ風船とでは

どちらの方が長く飛べるか、どちらの方が速く飛べるか考えてみよう。


放出口が1個だけだと
空気が放出する時に、働く力も分散しにくいため
1番長続きし、1番早く飛ぶ。


しかし、
放出口が複数だと空気が放出する時、力が早く分散するため
1番早くしぼんでしまい、1番遅く飛ぶ。


これらのことから
1点に放出するのと、
複数に放出させるのとでは

断然、威力も発揮される推進力も

まるで違うことが分かる。


この場合、風船をエネルギーとすると

風船の中の空気が、
エネルギーをどれだけ出せるかのスタミナで

風船の空気の放出口が、エネルギーが分散する方向である。



以上のことから、

エネルギーを分散させるのは1点のみで鋭く放出するようにすれば

込めたエネルギーが少ないものでも

分散を複数にばらけさせているエネルギーを打ち破り

勝てることが分かる。




以上の観点を踏まえ

エネルギーを
有効かつ無駄にさせずに生かすべきである!!!

以上!!!!」

そうして…

エネルギーというか、

神法で用いている『力の有効活用』を

ケイトから伝授してもらった、二人であった。
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