第14章 復活
神殿
最上部までの高さ:45m
階段:100段(一段につき、高さ45㎝)
形状:階段部は、マヤ文明の神殿『チチェン・イッツァ』と同じ作りであり
その階段より上が、ギリシャにある神殿『パルテノン神殿』と同じ作りである。
その最深部へ連れ去れたケイトは、一体…?
『ぜぇぜぇ;』←階段登り終わったが、皆、息切れ状態;
アメリカ「結構;きついな;」
ドイツ「アメリカでさえ;根を上げるとは;」
日本「ケイトさん…」
中国「我も行くある!」
よろける日本の肩を支えながら、中国は叫んだ。
日本「中国さん…」
中国「一緒に助けに行くある!」
イギリス「おら何してんだ!!ぱっぱと行くぞ!!」
イタリア「きつ過ぎるよお〜;」
フランス「ほら急げ!!」
何やかんや言いながら、
必死に走り続ける皆だったが…
次に、皆の目に入ったのは…
横たわったまま動かない、ケイトの姿だった。
『遅かったな…だが、もう遅い。死んだ後だ…』
「…死んだ?…死んだだと?…何を言っている?」
その言葉は、自然と溢れ出てきた言葉だった。
イギリス「ふざけんなよ…どういうつもりで!!」
それを発したイギリスは、怒りと共に叫んだ。
だが…
『邪神の復活のための礎となる。安心しろ…
お前らにはもう、用はない』
返ってきたのは…残酷な現実だけだった。