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狂桜鬼伝【薄桜鬼】

第5章 純白の存在


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『ん…………』


私は眩しい光に顔を
歪めて目を覚ました。


上を見れば陸斗が私を
見下げながら眠っている。

そして隣では布団を
敷いて寝ている海斗。


陸斗には悪いことしたな。
起こしてくれれば良かったのに。


海斗の奴………
気持ちよさそうに布団で…


私は起こさないようにそっと
起き上がって襖を静かに開けて縁側に出た。



『んー最高ー!!!』


気持ちの良い朝に私は
腕を上げ体を伸ばした。


平助「あっ百合……おはよ……」


ん?何でぎこちないの?



『平助おはよー!!!!
今日もいい天気だねー!!!』


私は笑顔を向けて平助に言うと
平助は驚いたような表情を浮かべた。


ん?何?


「百合様、
昨晩のことをお忘れですか?」


突然聞こえた陸斗の言葉に
私は顔を歪めて考えた。


昨晩?あぁ~そうだった~


『平助、おはよ』


ツーン


平助「って!!!今更かよっ!!!」


平助は無邪気に笑った。
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