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私の幼馴染は快感中毒(裏)

第5章 面倒くさい女


ふぁ。と控えめにアクビをして学校の帰り道を歩く

((若葉の件からもう一週間くらい…いや。もっと経ってるかな?

とりあえず、日が結構経ったくらいに私は視線を感じるようになった

誰もが予想するかもしれない。

それは、若葉だ。

『逆効果だったよなぁ〜…』

ノリで少しキレては見たもの

やはり思春期の女子高生には逆効果

『女子は……深い!
女心はもろい!』

独り言を呟きながらまだまだ歩く

((今日も、また2人に犯されるのかな…

何回か逃げ出した事はある

でも、相手は幼馴染

何故か見つかってしまう

時間と言うものは怖い

((公園にでも居るか……

体の向きを変えて公園に向かう

キーコキーコと錆びたブランコの悲鳴

『そうか…ブランコさんは、痛いのか…』

『ははっ…何言ってるんだろ…精神壊滅?』

「みーさき」

陽気な声で私のことを呼ぶ奈津

『やっぱり…奈津のこと……嫌いだなぁ…』

「なんだよいきなり」

『奈津のこと考えてたら最終的にそう行きつくんだよね』

「へぇ」

『悲しまないんだ』

「泣いてほしいのか」

『怒ってほしい』

「どMかよ」

『私のことをさっさと捨てほしいかな』

「なんで」

『……2人の相手…いつまで続けられるか分からないし』

「そうか」

若葉のこと面倒くさいって言ったけど

多分私の方が面倒くさい

さっさと捨てほしい

だけど

一緒に居たい

奈津のこと嫌いだって言ったけど本当は嘘

いや、本当でもないかな

私が嫌いなのは汚れてしまった奈津

中身は大好き
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