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【スイートルームの眠り姫】学園の眠り姫

第7章 双子の結末



それから2年たち、
環奈と亮は2歳になっていた。

「花音、話したいことがある」

「はい」

おれは花音の自室で
椅子にこしかけ、
花音と対面するような形で座った。
これは重要な問題だ。

「環奈を養子にだしたいと思っている」

「え…ちょっと待ってください、
いきなり、なんなんですか!?」

「言葉の通りだ」

「環奈になにか気に食わない事でも?」

彼女の表情はみるみるこわばっていく。

「…景斗だ」

「へ?」

彼女は青ざめた表情で
疑問を残した。
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