第3章 「貰ったなら」: 黄瀬涼太 : 無邪気・ハグ・キス
黄瀬が飲み物を取りに行き、
その間、未菜は黄瀬の部屋で待っていた。
未菜(う〜ん…仄かな甘い匂い…って事は…)
未菜は、キョロキョロと見渡した。
すると、勉強机の下の隅に一つの紙袋を見つけた。
中を見れば、沢山のバレンタインチョコレート。
未菜「おお、やっぱりあった…」
ガチャ
黄瀬「あー‼︎何やってるんスか‼︎」
未菜「何コレ〜?」
黄瀬「う…(汗)」
未菜「こんなトコに置いてたら、早くダメになるよ。」
黄瀬「へ…?」
未菜「へ?」
黄瀬「いや…もっと、怒るかと…」