第2章 「かっる〜く見られて」: 白澤 : メール・涙・ハグ
桐花「誰にもあげてないよ。」
白澤「誰かを聞いてるんだけど。」
桐花「………」
白澤「ね〜ぇ?」
桐花「っ…取り敢えず、離してよ。」
白澤「えー、どうしようかな〜♪」
桐花は、身を捩ったり、白澤に肘鉄をかましたり(←)するが、白澤は腕を解かない。
桐花「ちょっと…」
白澤「ん?」
桐花「ハァ…わかった、チョコあげるから離して。」
白澤「本命?」
桐花「はいはい。」
白澤は、満足そうに頷くと、腕を解いた。
桐花「用意するから、仕事サボらないでね。」
桐花は、台所に向かって行った。