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危険なルームシェア

第11章 おちゃめ




あのあと、ミレイさんの話を簡潔に終わらせ、そそくさとその場を離れた。


私がバンに戻ると、ソレイユのみんなもリハが終わったようで、ドッと疲れた顔で戻ってきた。


『みんなお疲れ様ぁ!!』

『れいなー!!会いたかったよぉおおお』


シュンは、バンに入るとすぐに私を抱き枕かのようにギュっと抱きしめてきた。

『ちょっ、シュン苦しいぃい』

『俺の癒しぃい』

『れいなちゃん困ってるよー!それにれいなちゃんもレッスンで疲れてるんだからね?』


見かねたカケルさんが、優しい口調でなんとかシュンを離してくれた。

確かに私もだいぶ疲れてる、、。

本当に今日はハードだったもんなぁ。


『あ、れいな』

急に後ろのレンさんが話しかけて来た。

『お前、ダンスめちゃくちゃ上手いんだってな』

『え?!なぜそれを?!!』

『姉貴から聞いたよ』


ミレイさん伝達するの早すぎませんか?


『いやいや、そんな言われるまでもないです』

『姉貴があの子は将来が楽しみだってよ』


そんなに褒めないでぇえええぇ!!

期待されるの苦手なんです、、。

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