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大好きなんやで…

第1章 俺の彼女


「侑士!!一緒に帰ろ!!」
もう、来たか。
いっつも俺の部活が終わるのと同時に来る
俺の彼女、あいちゃん。
「今日も元気に来たなぁ~。ちょっと待ってや。」
あいちゃんとは、付き合って3カ月ほどになる。
いうて、そんな経ってないなぁ~。
毎日のようにあいちゃんと帰るから
氷帝R陣によう茶化されるんやなぁ。
「侑士、また田中と帰るのかよ~。ヒューヒュー。」
「向日さん、それは失礼ですよ。忍足さん、早く帰って下さい。」
「日吉もそれは言いすぎだろ。」
「そうですよね、宍戸さん。」
「なになに~?俺も一緒に帰るC~。」
「おい!お前ら!人の色恋沙汰に首突っ込むんじゃねぇ。なぁ、樺地。」
「ウッス。」
まぁ、いっつもこんな感じに俺とあいちゃんの事を茶化してくる。
「じゃあ、俺は帰るわな。行くで、あいちゃん。」
「うん!みんなもバイバーイ。」
俺の横で元気にR陣に手を振る俺の彼女。
俺の彼女を簡単に説明したら元気で明るくてあんまりよう言わんけどかわいいな。ほんで、脚がキレイ。
脚がキレイなのは、大事なことやで?
「今日も、みんな楽しそうだったね♪」
「いつも通りっちゃいつも通りやけどな(苦笑」
「いっつもみんな絡んでくるけど、みんな侑士くんのことが好きなんだね~。私、嬉しいな~。」
そんなニコニコした顔で言われたら抱きしめたくなるわ!!
「そや、あいちゃん。今日、俺んち来るんか?」
「うん!行く行く!」
「俺の家なんもないし、おもんないと思うけどえぇんか?」
「私が侑士の事に興味あるからおもんないとかどうかは私が決める!!」
「案の定、今日は家に誰もおらんからいっつもみたいに奇声発しても大丈夫やで(笑」
「奇声なんか発した事ないし。いーっ!」
「そういうのが奇声になんねん。」
いっつもこんな感じであいちゃんとは、帰っとる。
楽しいんやけど楽しすぎて帰るのが遅くなるのが問題なんやけどな…。
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