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第9章 九話 決戦の世界


『そう言えば皆さんは、本当の名前って
何ですか?私は、佐藤 梨子です!』

梨子が言った

すると、皆の足が止まった

僕は、自分ではやっていないのに
何か…悪いことした気分だった

『岡本 裕』

すると、フラノッペさんが声を出した

『これが私の本名だ』

その後に続いてユノンさんも声を出した  

『自分は、柊 星夜です』

『柊!?』

裕さんが大きな声を出した

『どうしたんですか?』

『嫌、何でもない続けてくれ…』

なんか、様子が変だ

『私は、篠田 南!』

『俺は、坂之上 結乃!』

『えっと…僕は、江沢 有弥です』

『皆、いい名前だなー』

裕さんが言った

『いやいや、裕さんも良い名前ですよ!』
星夜さんが言っていた

『ありがとう…あ!あそこの工場で会う約束をしているんだ』

裕さんが指を指すところを見ると

荒れた廃工場だった

『あそこに居るのね…』

南さんが言った

『ついに…分かるのか』

結乃さんも言っていた


『そうだな…』

裕さんも呟いた

いったいここに何があるのだろうか?
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