第8章 二宮和也 × 嫉妬 1
私の彼は、仕事して、食べて、ゲームして、寝るだけの生活。
私にはなかなかかまってくれない。
「一緒に住もう?」
って言われて早3年。
付き合って5年。
結婚する気配もないし、そもそも私の事が好きなのかも怪しい。
周りの友達には「もう別れた方がいいって。そんな前にも後ろにも進まない関係、さっさと終わらせちゃいな。」って言われるけど、
彼が見せるゲームをしてる時の顔、
ご飯を美味しそうに食べている顔、
寝てる時の顔
全部好きで。
別れたくない、といつも思ってしまう。
そうやってずるずる引きずり、親にも「まだなの?」って言われる始末。
そろそろこれからのこと話すかな、と思ってた。