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集合【黒子のバスケ】

第26章 転生



(高)「おーい、2人ともそろそろいいか?」




「た、高尾君」

(赤)「ああ…もう大丈夫だ」


(緑)「もう転生の準備ができているのだよ」

「そう… 千歳さん説明お願い」


〈うん。 右が生の扉で 左が死の扉
っていうことは覚えてる?〉

「うん」

〈君達には右の扉を通ってもらう
扉の先はすぐ転生することができるよ

けどその前に… トリップ特典をつけるよ〉


(火)「トリップ特典…?」



〈トリップ特典っていうのは
トリップする前に3つまでつけられる
特典のこと。 例えば、美人になりたい
とか 足が早くなりたいとか…そういう感じ〉

(相)「…へえ!面白いわね…」

「…ねえ、それってなんでもいいの?」

〈うん〉


「じゃあ… キセキの世代が自分の力に
絶望…というか、決別するものが
なくなってほしい

力をなくしてほしいって訳じゃないよ
そんなこと言ったらホークアイとか
アナライザーアイとか無くなっちゃう訳だし…

そう言うのじゃなくて、力が強すぎるのを
なしにしてほしいってこと
もう、これ以上誰も傷ついてほしくない…!」

(桃)「香奈さん…。
千歳さん、私も同じです」

〈分かった。 後2つは?〉


(相)「私は無いわよ」

(黒)「ボクもです」

(桃)「あ!大ちゃんを頭よくしてほしいかな
後きいちゃんも!」


(緑)「俺も思ったのだよ」

(赤)「それに関しては俺も同じだ」

〈わかった〉


「皆は?」

(今)「ワシはないでー」

(桜)「僕もです…!」


「ないみたいだね… じゃあ私から
…皆が笑顔で過ごせること」

〈わかった。 これで全部だね
じゃあ、右の扉から出てね〉


(高)「皆また今度会おうな!」

(黒)「皆さん元気で。またバスケしましょう」

(青)「おう、またなテツ」

皆続々と出ていく



(赤)「香奈」

「赤司君…」

(赤)「転生してもまた迎えに来るから」

「うん! 私も。
赤司君、ありがとう」


(赤)「ああ… 大好きだ」

「私も好き」


…私が初めて好きになった人は
優しくて、かっこよくて
少し不思議な年下の彼。

転生しても、また巡り合う
そんな気がする…


赤司君、私は貴方が大好きです

*Fin
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