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恋しちゃってるようで

第1章 無関心彼女の憂鬱


今年から華の高校生。
少し中学よりおしゃれなリボン、短いスカート。

背伸びしたローファー。





そんなものに目を輝かせていたのは先日までで
わたしはそれらの輝きに手を伸ばす気にもなれず、ましてや自分の体温に染まった布団にくるまっていた。




とどのつまり、布団サイコー……寝坊である。





そんなくぐもった布団の中に、というかわたし以外に人気のない我が家に

一回のチャイムが鳴り響いた。




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