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大好き☆ハイキュー

第31章 笑顔の行方(茂庭 要)



そんなある日、小雨の降る帰り道の交差点。赤信号で止まっている茂庭さんを見つけた私は声をかけようとしたけど・・・私は言葉を失ってしまった。茂庭さんの傘の中に女の子が入っていたからだ。


なんで、こんなこともあるって思わなかったんだろう。彼女・・・なのかな。


交差点が青になり二人は歩き出す。その時段差につまずいた彼女を茂庭さんは抱きしめる様にかばった。そして二人で言葉を交わしながら駅の中へと消えて行った。



私・・・失恋しちゃった?




私は雨の中立ち尽くした。


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