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私たちの恋のカタチ~これでも私は恋をしていた~

第1章 ……


『さようなら』


この記憶が頭から離れない。


気づけば思い出してる。



『なにも言わないんだな』


そうよ。

言えなかったの。

だから追いかける筋合いもない


「あ、原田マユミちゃん!待った?」


名前をよばれふりむく。


「ええ待ったわ。
今日は何して遊んでくれるの?」


「ははっ、悪女っぽいなぁ」


これは私の癖、

恋多き女。自覚してるわ。


それでも仕方ないのよ。

こうしてないとだめになる。


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